-育てている観葉植物の育成と培養について記録をする。−
1「リュウビンタイ」

一部の九州エリアや沖縄、台湾、東南アジアに自生する大型の常緑シダ植物。ゴツゴツとした塊茎の表面は葉が落葉した後で、断面が龍の鱗を連想させることから名付けられた。
水やり:高温多湿を好む。土の表面が乾く前にたっぷりと与える。葉水も効果的である。水不足になるとは葉柄が垂れる。とはいえ、水やりをし過ぎると根腐れの原因になるので、腰水など工夫をしつつ慎重に管理をする。
環境:やや暗めの方が葉の寿命が長くなる。新芽はデリケートで風に弱い為、展開するまで無風で管理をする。
増やし方:鱗片挿しで増やすことができる。
発芽:新芽はくるくると巻いたワラビのような姿で芽吹く。そして、だんだんと葉が広がる。
2「ガジュマル」

クワ科
キジムナー(沖縄)、多幸の木、絞め殺しの木
沖縄、東南アジア、オーストラリア
常緑高木
耐寒性 弱い
耐暑性 強い
特徴:太い幹が特徴的な塊根植物。幸福をもたらすキジムナーという精霊が宿る木。
日本で20種類、世界で約800種類の品種がある。
大きさは卓上のものから大型のものまで様々である。
名前の由来:土台となる岩などに絡みつき、気根を伸ばして生長する。
「絡まる」が訛って、「ガジュマル」と呼ばれるようになったと言われている。
水やり:高温多湿に強い性質を持っているので、冬以外は土の表面が乾いたら水を与える。夏場は生育旺盛なので、鉢の底から水が流れ出るまで、水を与えよう。
葉水は毎日、行う。(ハダニ、アブラムシの予防となる)
置き場所:耐陰性はあるが、基本的に日光を好む植物。
真夏は直射日光を避けた場所で管理をする。秋から春までは日光のよく当たる室内で管理をする。また夏は風通しをよくし、管理してあげること。エアコンの風が直接当たる場所は避けること。
冬は寒さに弱いため、5度以下だと葉を落とす。夜は窓辺から離してあげると良い。
3「アンスリウム」

サトイモ科アンスリウム属
原産地 南米
分類/形態 常緑多年草
耐寒性 弱い
耐陰性 普通
花に見える部分は苞と呼ぶ。苞の中心にある棒状の部分が花である。
苞は赤、白、ピンク、紫など、形もハート型、卵型など様々な種類がある。
「苔玉の場合」
・置き場所:直射日光を避け、レースのカーテン越しの光が当たる風通しが良い場所を選ぶ。湿気の多い環境下では、苔にカビが生えることがあるので注意する。
・水やり:表面の苔が乾燥していたり、持ち上げて軽い場合は水やりのタイミングである。私の場合、毎日、葉水を行い、夏場は3日に1回10分間、バケツの中に入れて空気を抜き、中に水が浸透するまで待つ。
・苔の張り替え:苔が茶色くなり、ダメになってきた場合、張り替えが必要。
ハイゴケかヤマゴケがおすすめである。木綿の糸(黒がおすすめ)で巻きつけてあげる。
4「アデニウム」

キョウチクトウ科アデニウム属
原産地 南アフリカ、南西アフリカ、ソコトラ島、アラビア半島
分類/形態 落葉多年草
耐寒性 弱い
耐暑性 強い
とにかく、太陽の光を浴びさせること。(私の場合は室内での育成をしているので、観葉植物用のライトを当てている。)
見た目が踊っているように見えるので「ダンシングマシーン」とあだ名を付けている。表情もあり、かなりかわいい。一目惚れしてお迎えした。
水をあげ過ぎると根腐れの原因になる。幹がブニブニしていたら水のあげ過ぎるである。
また、ハダニも付きやすく、今年の8月初旬頃から付いてしまい、状態が悪かった。
予防と対処法としては、葉水を葉と幹の両方に満遍なく行う。(葉の裏まで行うのがポイント。)また、菜種油水を作り、(200mlの水に対して1mlの菜種油を入れる。)葉水と同じように行う。
大体、撃退するのに2週間ほどかかった。
現在は元気に葉を増やし、伸びている。この子には毎日、踊っていて欲しいので音楽を聴かせてあげることが日課である。
5「アロカシア シルバードラゴン」

サトイモ科アロカシア属
原産地 熱帯アジア
分類/形態 非耐寒性多年草
耐寒性 12度程度
生育適温 20~30度
水を好むようで夏場は2日に1回は水やりをしていた。
根っこがたくさんできたので試しに植え替えを夏にしたところ成功。かなり大きな株になり、自分の手のひら2つ分の長さの葉が出てきた。
私が植物に夢中になって、初期の頃に手に入れたもので元は小さく、1度葉を痛めてしまいダメかと思っていた株だったので植え替えも成功し、
3倍くらいの歯の大きさになってくれた。
植物育成の成功体験を得られた植物である。
6「アロカシア ジャックリン」

サトイモ科アロカシア属
原産地 熱帯アジア
分類/形態 非耐寒性多年草
耐寒性 12度程度
生育適温 20~30度
水を好む。風が吹くとゆらゆらと葉が揺れてかわいい。
葉の表面は太い毛が生えていて、ゴツゴツしている。
アロカシアシルバードラゴンからアロカシアにハマり、次の見つけ出した。
葉の色が濃く、綺麗な印象。
アロカシアはハダニ対策のため、葉水をこまめに行うがゆらゆらと揺れていてまるでおもちゃみたいで
毎日の葉水が楽しい。
7「キサントソーマ リンデニー」

サトイモ科カラディウム属
原産地 中央アメリカ、南アメリカ
分類/形態 多年草
耐寒性 弱い
耐厚性 強い
アロイド植物に興味を持ち始めたきっかけのうちの1つ。
葉の色と葉脈のコントラストが綺麗な植物。お店のスッタフさんに大きく育っているものを見せてもらうと、
40cmの葉だった。本体もかなり大きく、鉢まで含めると60〜70cmはある。
そこまで大きくなるらしい。
私の中での印象だが現段階だと至って大きな変化もなく、育てやすい部類に入ると感じた。
葉の手触りはソフトレザーなようだが厚さは薄いので扱いに注意。
